日本棋院が毎年公表している公式データに基づくと、国内の囲碁棋士賞金ランキングにおけるトップ層の顔ぶれと年収水準は極めて高水準を維持しています。現在の囲碁界の頂点に君臨するのが、棋聖・本因坊・天元などの主要タイトルを保持し、世界戦王者にも輝いた一力遼九段です。
一力九段は国内七大タイトルの防衛・獲得に加え、世界棋戦での高額賞金も加わり、近年の年間獲得賞金額は1億円〜1億2000万円規模に達しています。河北新報社の取締役・記者としての顔を持つ二刀流棋士としても知られますが、棋士単体の稼ぎだけでも国内屈指のトップアスリートに匹敵する数字を叩き出しています。
歴代最多タイトル獲得記録を更新し続ける井山裕太九段(王座・碁聖など保持)も、常に賞金ランキングのトップ争いに名を連ねています。井山九段の生涯獲得賞金はすでに15億円を突破しており、年間賞金ランキングでも長年にわたり1億円前後を稼ぎ続けてきたレジェンドです。さらに、名人位などのタイトル戦線で激闘を繰り広げる芝野虎丸九段や許家元九段ら「令和三羽ガラス」が年間3000万〜6000万円前後の賞金を獲得し、トップ集団を形成しています。
上位10名にランクインする棋士の年間獲得賞金ラインはおおむね1500万〜2000万円以上となっており、トップ10に入れば一般的な上場企業の役員クラス以上の高年収を実現できます。