作中におけるキャラクターの実力を語る上で、基準となるのは間違いなく帝光中学校出身の「キセキの世代」と、彼らに匹敵する才能を持つ火神大我の存在です。作中描写および公式ファンブックのパラメータ、作中での直接対決データを総合した最新の強さランキングは以下の順位付けが極めて妥当です。
頂点に君臨するのは、洛山高校の主将・赤司征十郎です。相手の呼吸や筋肉の収縮から未来の行動を先読みする「天帝の眼」に加え、仲間全員をゾーンに近い集中状態へ導くゲームメイク能力は別格。さらに劇場版で見せた人格統合後の「真・天帝の眼」はコート上の全選手の未来を視界に収めるため、1on1でもチーム戦でも隙が存在しません。
これに肉薄するのが、海常高校の黄瀬涼太です。キセキの世代全員のスキルを同時に再現する「完全無欠の模倣」に「ゾーン」を複合させた状態は、作中描写上では文字通り「誰の手にも負えない無敵の数分間」を生み出します。活動限界という明確な弱点はあるものの、瞬間最大風速における爆発力は間違いなく作中トップクラスです。
続いて、桐皇学園のエース・青峰大輝が控えます。規格外の俊敏性と変幻自在な「フォームレスシュート(型のないシュート)」を武器とし、自力でゾーンの扉を開けられる天性のスコアラーです。絶対的なオフェンス力と野生のディフェンス勘は、対戦相手の戦意を根底からへし折る破壊力を誇ります。
陽泉高校の紫原敦は、208cmの巨躯から繰り出される豪快なダンク「トールハンマー(破壊の鉄槌)」と、3Pライン内側すべてをカバーする守備範囲が驚異的です。本気でバスケと向き合った際のゾーン突入時は、ゴールポストごとへし折る圧倒的フィジカルを発揮します。
秀徳高校の緑間真太郎は、コート全域から百発百中で沈める「全範囲シュート」の使い手。フォームを崩されない限り外さないという特性は、戦術論的に相手ディフェンスの配置を根本から狂わせる凶悪さを秘めています。
そして誠凛のエース・火神大我は、空中戦を支配する跳躍力に加え、野生と「ゾーン」の深層に到達したことでキセキの世代と完全に肩を並べました。主人公の黒子テツヤは、自らの影の薄さを活かしたミスディレクションとパスワークで戦況を支配する「幻の6人目」として、単体の強さとは異なる次元で勝敗を決定づける特異点となっています。