調査兵団や読者を最も驚かせたのが、従来の「巨人の急所はうなじ」という絶対法則を覆した本体の配置構造です。通常、知性巨人はうなじ内部に宿主が同化していますが、戦鎚の巨人の宿主であるラーラ・タイバーは巨人の体内にいませんでした。
彼女はアニ・レオンハート(女型の巨人)と同様の超硬質な水晶体に自らを閉じ込め、地下深くに潜伏。そこから伸びる神経系のような白いコード状の物質を通じて、地上の巨人を遠隔操作していたのです。うなじを削がれても即座に再生・反撃できたのはこのためでした。
しかし、この無敵に見えるシステムにも致命的な2つの弱点が存在しました。
- エネルギーの激しい消耗:短時間で多彩な硬質化武器や巨人体を生成するため、継戦能力が低くスタミナ切れを起こしやすい。
- 連結コードの脆弱性:地下の本体と地上の巨人を結ぶコードを遮断されると、巨人の制御が完全に停止してしまう。