在学生や卒業生のリアルな体験談を集約すると、華やかなキャンパスライフを期待する文系大学とは異なる、理工系特有の濃密な人間模様が浮かび上がります。
「入学当初は『もっと偏差値の高い大学に行きたかった』と劣等感を抱える同級生も一部いました。しかし、1年後期から本格的なプログラミングや基板設計の課題が始まると、学歴を気にしている暇はなくなります。授業後に研究室やイノベーションスクエアに残ってロボットを動かしたり、仲間と深夜までゲームエンジンを触ったりした経験が、そのまま就職活動での最強のエピソードになりました」(工学部卒業生・大手通信系エンジニア)
「総合情報学部のゲーム系学科は、本当に『好き』を極めたい人間の集まりです。課題の量は決して少なくありませんが、先生方は業界出身者が多く、現場の厳しさと楽しさを直に教えてくれます。受け身で講義を聞くだけの人は留年したりドロップアウトしたりしますが、目的意識がある人にとっては最高の環境です」(総合情報学部在学生)
現場の取材から見えてくるのは、「入学者を選抜する偏差値」と「社会に出てから役立つ教育力」は別物であるというシンプルな真理です。