銀座まるかんを語る上で欠かせないのが、創業者である斎藤一人氏の特異な経歴と人生哲学です。同氏は1970年に「銀座日本漢方研究所」を創業。漢方由来の知見を活かした健康食品の開発で事業を急拡大させ、国税庁が公表していた「全国高額納税者番付(長者番付)」において、1993年から2004年にかけて連続して上位にランクインしました。1997年および2003年には全国総合1位(納税額トップ)を記録し、土地売却や株式公開による一時的な富ではなく、事業所得のみで巨額の納税を果たした伝説的実業家として名を馳せました。
自著『変な人の書いた成功法則』『微差力』などのベストセラーや各種講演録において、斎藤氏は「身体の健康にはサプリメントを、心の健康には前向きな言葉を」という両輪の思想を一貫して説いています。その象徴が、以下の「斎藤一人 天国言葉」と呼ばれる8つの言霊です。
【8つの天国言葉】
「愛してます」「ついてる」「うれしい」「たのしい」「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」
認知心理学およびポジティブ心理学の観点から分析すると、天国言葉を日常的に口にする行為は、自己教示訓練(セルフ・インストラクション)としての合理的なメンタルヘルス改善効果を持ちます。不満や愚痴(地獄言葉)を排し、肯定的な語彙を反復することで脳の選択的注意が日常の小さな幸運やポジティブな事象に向きやすくなります。これが愛用者たちの自己肯定感を底上げし、結果としてブランドへの強いロイヤリティを生み出す心理学的基盤となっています。