Q1:大島渚監督の作品で、初心者が最初に観るべき1本はどれですか?
A1:間違いなく『戦場のメリークリスマス』です。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしという強烈なスター性があり、ストーリーラインも捕虜収容所という極限状況下での人間ドラマとして入り込みやすいためです。坂本龍一による名曲の数々も映画の世界観を深く印象づけてくれます。
Q2:『愛のコリーダ』は現在、サブスク配信で完全なノーカット版を観られますか?
A2:一般的な国内定額制配信サービス(AmazonプライムやU-NEXT等)では、配信プラットフォームの自主規制規約に基づき、修正が施されたバージョンでの提供が基本となります。大島監督が意図したノーカット版の迫力を体感したい場合は、公式に発売されている4K修復版Blu-rayの購入・レンタルや、映画館でのレトロスペクティブ特集上映をチェックすることをおすすめします。
Q3:遺作となった映画『御法度』の見どころとキャストの裏話は?
A3:見どころは当時15歳でスクリーンデビューを果たした松田龍平の圧倒的な透明感と妖艶さです。大島監督は松田の瞳に一目惚れし、彼が中学を卒業するのを待って撮影に入りました。大島監督自身が脳梗塞で倒れた後のリハビリを経て現場復帰した執念の作品であり、車椅子からメガホンを取る大島を、北野武や浅野忠信、武田真治ら豪華キャストが全力で支えたことでも知られています。