Q1:鍵穴が回らないとき、ドアノブやドアを押したり引いたりしながら回すのは効果がありますか?
A1:非常に効果的です。特に地震や経年によるドアの歪み、あるいは強風でドアが押されている場合、錠前のデッドボルトが枠側のストライク穴に強く擦れて摩擦ロックを起こしているケースがあります。ドアを室内側に強く引き寄せながら、または外側へ押し込みながらキーを回すと、ボルトへの負荷が抜けてスムーズに回転することが多々あります。
Q2:鉛筆を使う応急処置は、シャープペンの芯でも代用できますか?
A2:代用は推奨されません。シャープペンの芯には黒鉛のほかにプラスチック樹脂成分が多く含まれており、潤滑性能が鉛筆に比べて劣ります。また、芯自体が非常に細く折れやすいため、鍵穴の奥で破断して取り出せなくなる二次被害のリスクがあります。必ず木軸の鉛筆(Bや2Bなど濃い芯)の先端を使い、キーに直接こすりつけて粉を付着させてください。
Q3:冬場に鍵が急に回らなくなるのはなぜですか?お湯をかけても大丈夫ですか?
A3:寒冷地や冬季は、シリンダー内部に溜まった微小な水分や結露が氷結し、ピンを凍りつかせている可能性があります。しかし、鍵穴に直接お湯をかける行為は絶対にやめてください。内部に入り込んだ水分が後から再凍結し、さらに金属部品のサビを急速に進行させます。温かい使い捨てカイロをシリンダーに数分間押し当てるか、ドライヤーの温風を当てて解氷するのが安全な対処法です。