「いつ行っても板チョコの棚が空っぽ」「特定のビターだけ売っていない」という声が頻繁に上がります。この業務スーパー板チョコ売り切れ理由には、季節要因と輸入サプライチェーンの2つの構造が関係しています。
第1に、冬季限定の輸入サイクルです。チョコレートは高温多湿に弱いため、業務スーパーでは定温コンテナのコストを抑える目的で、主に秋口から春先にかけて集中的に輸入・納品を行っています。夏場は取り扱いラインナップが縮小されるため、年間通して同じ在庫があるわけではありません。
第2に、為替レートとカカオ先物相場の影響です。近年の歴史的なカカオ不作による業務スーパーチョコ価格推移の変動を見越して、入荷直後に製菓愛好家や飲食店関係者が箱買い・まとめ買いを行う傾向が強まっています。特にコストパフォーマンスが突出している400gバーやヘーゼルナッツ入りは、棚出しされた当日に完売することも珍しくありません。