羽田空港と海浜幕張エリアを結ぶ高速バスは、主に京成バスと東京空港交通が共同運行しています。幕張メッセ中央、海浜幕張駅、さらにはホテルニューオータニ幕張やアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉といった主要ホテルまでダイレクトに結んでおり、ホテル宿泊者にとってはドア・ツー・ドアの利便性を誇ります。
日中はおおむね20分から30分間隔で運行されており、羽田空港から海浜幕張バス時刻表を確認しても非常に高密度なダイヤが維持されています。しかし、この直行バスを利用する上で避けて通れないのが首都高湾岸線渋滞リスクです。
空港を出発したバスは湾岸線(東行き)を通り、東京港トンネルを抜けて葛西、浦安、市川を通過し、習志野・湾岸習志野出口を目指します。この区間は日本の物流を支える大動脈であり、平日の午前中は羽田方面へ向かう西行きが、平日の夕方(16:30〜19:30)および金曜日の午後は千葉方面へ向かう東行きが日常的に渋滞します。辰巳ジャンクションや葛西ジャンクション付近での合流渋滞、さらには事故が発生した日には、通常の所要時間約50分が90分〜120分にまで膨れ上がる事態が珍しくありません。
また、ターミナルの乗車順序にもトラップが存在します。バスは基本的に第3ターミナル(国際線)始発 → 第2ターミナル(ANA系) → 第1ターミナル(JAL系)の順に停車して乗客を乗せていきます。インバウンド客の集中や週末のピーク時間帯には、最後の第1ターミナルに到着した時点で満席に近く、希望の便に乗れない事態が発生することがあります。2026年現在は発車オ〜ライネット等のウェブ予約システムを通じた事前予約枠が拡大しているため、国内線第1ターミナルから利用する場合は事前便予約を確保しておくのが賢明な防衛策です。