どよめきが起こる。モニターの速度計が「500km/h」に達した瞬間、ガラス越しに一瞬の影が通り過ぎていきました。見学センターの目玉は、何と言っても実際の試験線を走るリニアの姿を肉眼で確認できる点にあります。防音ガラス越しとはいえ、空気を切り裂く独特の駆動音は体に直接響き渡り、まるで未来の乗り物が実用化されるその瞬間に立ち会っているかのような興奮を覚えます。
走行試験のスケジュールは日によって異なりますが、公式サイトで事前に運行予定日が公開されています。せっかく足を運ぶなら、実際に走る日を狙うのが鉄則。通過するタイミングを知らせる館内アナウンスが流れると、展望エリアには一斉にカメラが向けられ、独特の緊張感が漂います。