キグナス氷河がこの奥義を習得した背景には、聖闘士星矢の歴史に残る師弟の壮絶なドラマが存在します。聖域十二宮編の水瓶宮において、カミュは愛弟子である氷河に対し、非情な態度を貫きながらも命懸けの指導を行いました。未熟な状態では教皇との過酷な戦いを生き残れないと悟っていたカミュは、氷河自らが「セブンセンシズ(第七感)」を目覚めさせ、自身を超える絶対零度に到達することを望んだのです。
氷河は死の淵に立たされながらも、カミュが身をもって示したオーロラエクスキューションの真髄を直感。相打ちの覚悟で同じ構えを取り、師の凍気を上回る真の絶対零度を発動させました。カミュの死という悲劇的な代償を伴いながらも、その精神と技は氷河へと受け継がれ、以後の戦いにおける最大の切り札となりました。