二人だけの秘密が親密さを生む心理学と男の本音|脈ありの境界線

二人だけの秘密が親密さを生む心理学と男の本音|脈ありの境界線

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ネット上の恋愛指南やSNSでは「二人だけの秘密を作れば意中の相手を確実に落とせる」といった言説がまことしやかに語られます。しかし、この言説には重大な心理的トラップが存在します。

認知心理学における「認知的不協和の解消」という観点から見ると、人間は「秘密を共有したから相手を好きになった」のではなく、「こんな重要な秘密を共有しているのだから、自分はこの人を特別視しているはずだ」と後付けで脳内理由を作り出してしまう傾向があります。感情が先行しているのではなく、特殊な状況に脳が騙されている状態です。

また、打ち明けられた秘密が重すぎる場合、好意どころか強い心理的負担(感情的負債)に変わる現象も無視できません。知恵袋や相談系掲示板に寄せられる相談を見ても、「上司や同僚から一方的に不倫や不正の秘密を打ち明けられ、共犯者扱いされて精神的に追い詰められた」という悲痛な叫びは後を絶ちません。秘密の共有は魔法の杖ではなく、取り扱いを誤れば関係性を一瞬で破壊する劇薬であることを認識しておく必要があります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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