砂肝に関してネット上やSNSで囁かれる誤解について、食肉衛生と調理科学の観点から真相を検証します。
誤解1:「砂肝の銀皮は硬くて食べられないから捨てるしかない」
焼き鳥として柔らかく串打ちする場合は銀皮を削ぐのが基本ですが、決して「食べられないゴミ」ではありません。そぎ落とした銀皮はコラーゲンの塊です。捨てずに集め、沸騰したお湯で2〜3分下茹でした後、ポン酢と小ネギ、七味唐辛子で和えれば、名店のお通しのような「銀皮ポン酢」として絶品の酒の肴になります。
誤解2:「砂肝の中に本物の砂が残っていてジャリジャリする?」
市販されている食肉用の砂肝は、食肉処理場の解体段階で砂嚢が切り開かれ、内部の小石や砂、黄色の内膜(コイリン層)が完全に除去・洗浄殺菌されています。一般のスーパーや精肉店で購入した砂肝に砂が混入している心配はまずありません。