Q1:マグロが寿命や病気で死ぬ瞬間は、どのように息絶えるのですか?
A1:寿命や極度の疲労、病気によって遊泳速度が低下すると、エラを通る海水量が減少し、低酸素状態に陥ります。速度低下がさらなる酸欠を招くという負のスパイラルに入り、最終的には推進力を完全に失ってエラ呼吸が停止し、窒息死しながら深い海底へと沈んでいきます。
Q2:カツオや外洋性のサメも、マグロとまったく同じ理由で死んでしまうのですか?
A2:はい、その通りです。カツオもマグロと同じサバ科の回遊魚であり、エラ蓋を動かす筋力が極めて弱いため、遊泳停止によるラム換気の中断が直接の死因となります。また、ホホジロザメやアオザメなどの外洋性サメも自力呼吸能力が低く、止まると酸欠に陥って海底へ沈み窒息死します。
Q3:水族館の水槽内でマグロ同士が正面衝突して共倒れすることはないのですか?
A3:水族館のマグロは常に同方向を向いて旋回する「群泳」を行うため、正面衝突することは極めて稀です。彼らには体の側面に水流や水圧の変化を敏感に察知する「側線(そくせん)」という感覚器官が発達しており、隣を泳ぐ個体との距離を数センチ単位で保ちながら見事な同調遊泳を維持しています。