大谷翔平の花巻東高校時代を語る上で欠かせないのが、2012年7月19日、高校3年夏の岩手県大会準決勝(一関学院戦)で叩き出した球速160キロの衝撃です。アマチュア野球界で誰も到達したことのなかった大台を突破した瞬間、球場は地鳴りのような歓声に包まれました。
当時の大谷翔平の高校時代成績を振り返ると、投打ともに破格の数字を残しています。
甲子園成績そのものは決して華々しい勝利に彩られていたわけではありません。2年夏の甲子園では帝京高校相手に途中登板したものの失点を喫し、3年春のセンバツでは初戦で藤浪晋太郎(現メッツ傘下)擁する大阪桐蔭と激突。大谷自身がライトスタンドへ特大本塁打を放つも、制球を乱して敗戦投手となりました。しかし、その敗北の悔しさが、彼をさらなる高みへと突き動かす原動力となりました。