売り場の風景を一変させた最大の引き金は、物流人手不足に端を発する配送費の高騰だ。箱に詰め込んで運ぶ際、従来のロールはどうしても「大半が空気」を運んでいるような状態だった。空気を極限まで抜き取った高密度の超長尺ロールへと切り替えることで、1回の輸送で運べる総量を一気に倍増。運送トラックの稼働台数を大幅に減らすことに成功した。
消費者のライフスタイルの変化も追い風となっている。共働き世帯の一般化に伴い、「日用品の買い出し頻度を極限まで減らしたい」というニーズが激増。1パック購入すれば数か月間も交換の手間が省けるという圧倒的なタイムパフォーマンスの高さが、都市部の居住者を中心に強い支持を獲得している。