SNSや知恵袋、地域コミュニティにおいて「免許再発行に半日潰れた」「窓口で弾かれて出直しになった」といった悲痛な声が後を絶ちません。現場取材や利用者の証言を総合すると、再交付手続きを巡るボトルネックは主に2点に集約されます。
第1の落とし穴は、写真規定の厳格さです。申請時に持参する申請用写真は、新しい免許証そのものに印刷されるわけではなく(※センターでは現地撮影機で本番撮影を行う自治体が多い)、台帳保管および照会確認用として使用されます。しかし、この持参写真において「サイズ不備」「背景の影」「輪郭を隠す前髪」「過度な美肌・小顔補正加工」によって受理を拒否されるケースが多発しています。警視庁が定める証明写真の規格サイズは「縦3.0cm×横2.4cm(無帽、正面、上三分身、無背景、申請前6ヶ月以内撮影)」とミリ単位で厳格に規定されています。街頭のスピード写真機やスマートフォンのセルフプリントで規格から外れ、結局センター内の有料撮影コーナーに長蛇の列を作ることになる実態が散見されます。
第2の落とし穴は、週明け月曜日や連休明けの「午前中の受付殺到」です。関係者の証言によると、月曜の午前に運転免許センターを訪れた場合、受付・暗証番号設定・適性検査・写真撮影・交付までの待機時間が2時間以上におよぶ事例が珍しくありません。時間を無駄にしないためには、火曜日から木曜日の午後一番の枠を狙うのが賢明な現場戦略です。