ももいろクローバーZが結成され、新幹線で東京と静岡を行き来していた下積み時代。まだ幼かった弟は、多忙を極める姉の姿を間近で見守ってきた。過酷なスケジュールに追われ、精神的にもタフさを求められた時期、実家に帰ればいつもと変わらない笑顔で迎えてくれる弟の存在は、夏菜子にとってかけがえのない安心感だった。
どんなに有名になっても、家族の前では1人の「百田夏菜子」でいられる。弟をはじめとする家族が作った温かなホームグラウンドがあったからこそ、彼女は15年以上にわたりアイドル界のトップに君臨し続けることができたと言っても過言ではない。