2017年1月、TBSテレビ系列で放送された金曜夜の看板番組『A-Studio』。ゲストとして階段を降りてきた高橋一生に対し、アシスタントの森川葵が見せたリアクションは異例そのものだった。MCの笑福亭鶴瓶がゲストの魅力を語る傍らで、彼女の口から飛び出したのは「私、顔がすごく好きなんです。どタイプなんです」という直球の告白である。
計算された台本などそこにはない。フィルターを通さない素直すぎる好意の投げかけに、百戦錬磨の鶴瓶も思わず破顔。普段は落ち着いた低音ボイスと静かな佇まいで魅了する高橋も、耳まで真っ赤にして照れ隠しの笑みを浮かべるしかなかった。視聴者が目撃したのは、カメラを忘れたかのような二人のリアルな温度差と、隠しきれない惹かれ合いのプロローグだ。あの瞬間に交わされた熱視線こそが、のちの急接近を決定づける決定的なシグナルだったと見られている。