「まさか本当に金利が上がる時代が来るとは」。鹿児島市内で食品加工業を営む男性(52)は、ため息交じりに語る。日銀の金融政策転換に伴い、長年続いた超低金利環境は完全に終焉を迎えた。資金調達コストの上昇は、ただでさえ原材料高と人件費高騰に苦しむ地元企業にとって死活問題だ。
この危機に対し、金利上昇の局面を乗り切るための経営改善プログラムの提供が急ピッチで進められている。金利負担が増える一方で、売上を伸ばすための具体的な販路拡大やコスト削減の具体策を提示できなければ、地域全体が共倒れになりかねないという強い危機感がそこにはある。