メガサイトへと成長した「がはろぐ」ですが、その管理人の正体は徹底して秘密のベールに包まれたままでした。一般的に大手まとめブログでは、他サイトとのトラブルやドメイン情報のWhois漏洩、オフ会への参加などをきっかけに身元が特定されるケースが散見されましたが、「がはろぐ」の運営者はデジタル上のセキュリティ意識が極めて高かったことで知られています。
ネットの有志による追跡調査でも、運営主体が個人であったのか、あるいは初期から複数人のチームやWebマーケティング企業による組織的運営であったのかについて、決定的な確証は得られていません。当時の関係者証言やサイト構築の手法から推測すると、「個人運営からスタートし、PV増加に伴って外注ライターを導入した半組織的体制」をとっていた可能性が極めて濃厚です。最後まで個人情報を晒すことなく表舞台からフェードアウトした手腕は、ある意味で匿名掲示板文化の流儀を忠実に守り抜いた結果と言えます。