Q1:歌詞に出てくる「黒い手帳」や「アドレス」とは実在するものですか?
A1:実在します。作詞した富田京子氏が当時愛用していた私物のアドレス帳のことで、別れた彼の連絡先が記されていました。当時は携帯電話がなく、手帳のアドレスを消す行為は関係性の完全な断絶を意味していたため、消せない葛藤がそのまま描かれています。
Q2:奥居香さんはなぜゴミ箱から歌詞を拾い上げたのですか?
A2:リハーサルスタジオで富田氏があまりにも落ち込んでいたため気にかけていたところ、破り捨てられた紙片に並ぶ言葉が圧倒的なリアリティを持っていたためです。「これを曲にしない手はない」と直感した奥居氏のプロフェッショナルな眼差しと、仲間を元気づけたいという想いからでした。
Q3:なぜシングルカットされず、カップリング曲のままだったのですか?
A3:当時のプリンセス プリンセスは、バンドの勢いを前面に押し出すアップテンポな『Diamonds』をシングル表題曲として勝負をかけていたためです。しかし結果的に、陽の『Diamonds』と陰の『M』という対比が奇跡的なシナジーを生み、シングル盤全体の爆発的セールスを後押しすることになりました。