トカゲのイラストを描く際、いきなり輪郭や細部から描き始めると全体のバランスが破綻しやすくなります。まずは骨格の流れを単純な図形に置き換える「3つの楕円アタリ法」からスタートするのが確実です。
アタリを取る手順は次の3ステップです。
- ステップ1:頭部・胸部・骨盤の位置にそれぞれ楕円を配置する。
- ステップ2:3つの楕円を滑らかな曲線(背骨のS字ライン)で結び、そのまま尾の先まで流れるように伸ばす。
- ステップ3:胴体の両脇から手足の軸線を伸ばし、接地ポイントを決める。
ここで意識したいのが爬虫類ならではの「側方型(そっぽうがた)の四肢構造」です。哺乳類は胴体の真下に足が生えて体重を垂直に支えますが、トカゲは胴体の真横から足が生え、肘や膝を直角近くに曲げて這うように歩きます。背骨のしなりに合わせて体を左右にくねらせるポーズをつけることで、爬虫類らしい躍動感を手軽に表現できます。