ダンサーとしての下積みを経て、運命の歯車が大きく動き出したのが1989年のことだ。名バイプレイヤーとして知られる俳優の田口浩正と出会い、お笑いコンビ「テンション」を結成する。
当時のテンションは、小浦一優のずば抜けた身体能力と、田口浩正の独特な存在感を掛け合わせたハイテンションなコントで若者たちを熱狂させた。深夜番組やライブシーンでカルト的な人気を獲得し、フジテレビ系『タモリのボキャブラ天国』の前身番組などでも強烈な爪痕を残している。スマートにキレよく動き回る美男子ツッコミの小浦と、巨漢ボケの田口。二人のコントラストは当時のバラエティ界でも際立っていたが、やがてそれぞれの目指す表現を追求するため、コンビは活動休止へと向かう。