1990年代から2000年代にかけて『東京ラブストーリー』や『踊る大捜査線』シリーズで社会現象を巻き起こした織田裕二が、生涯の伴侶を得たのは2010年8月16日のことでした。当時42歳だった彼が選んだパートナーは、元モデルで美容研究家としても活動歴のあった野田舞衣子さん。彼女は当時31歳で、12歳の年齢差があるカップルとして大きな話題を呼びました。
公式発表資料や当時の芸能関係者の証言によると、2人の出会いは結婚から遡ること約7年前、2003年頃に開かれた知人主催の食事会がきっかけでした。野田さんは兵庫県芦屋市の出身で、父親が大手アパレル関連企業の重役を務めていた裕福な家庭で育ち、清楚な美貌と落ち着いた所作を兼ね備えた人物として知られていました。甲南女子大学を卒業後、ファッション誌の読者モデルや美容ライターとして活動していましたが、織田との交際が本格化してからは表舞台から静かに身を引き、多忙を極めるトップ俳優の体調やメンタルを献身的に支え続けたと報じられています。
週刊誌の徹底マークをくぐり抜けて7年もの歳月を「完全極秘」で愛を育んだ背景には、双方の徹底したプロ意識と配慮がありました。ツーショット写真はおろか、決定的なスクープが報じられることもなく入籍に至った事実は、芸能界関係者の間でも驚異的なガードの堅さとして語り継がれています。40代に入るまで「独身貴族の代表格」と見なされていた彼が下した決断は、長年の信頼関係に裏打ちされた必然のステップでした。