Q1:一番花を摘果し忘れて大きな実になってしまいました。今からでも切るべきですか?
A1:気づいた時点ですぐに収穫してください。すでに肥大してしまった実をいつまでも残しておくと、主枝の伸長がストップし、その後の収穫開始が2週間以上遅れる原因になります。早期に切り離し、液体肥料を水やり代わりに与えて樹勢の回復を優先させましょう。
Q2:更新剪定の時期(7月下旬)を逃して8月中旬になってしまいました。今からでも切って大丈夫ですか?
A2:8月中旬を過ぎている場合、株を1/2まで切り戻す強剪定は避けてください。秋の開花・結実に必要な新芽が伸びる前に気温が低下し、収穫できないまま寒波を迎えてしまいます。この時期は「黄色くなった下葉の除去」と「込み合った細い枝の間引き」程度に留め、追肥と水やりで現状の枝を維持するのが得策です。
Q3:剪定に使う園芸用ハサミは消毒したほうがいいですか?
A3:極めて重要です。ナス科植物は「モザイク病」などのウイルス性病害に極めて弱く、感染した株を切ったハサミで健全な株を切ると一瞬で感染が拡大します。株ごとに刃先を消毒用エタノールで拭くか、ライターの炎で数秒炙る熱消毒を行う習慣をつけましょう。
Q4:わき芽を伸ばしすぎて主枝と同じ太さになってしまいました。どれを切ればいいですか?
A4:すでに太くなってしまった枝を無理に切り落とすと、株に巨大な傷口を残してしまい衰弱の原因になります。その場合は無理に3本仕立てにこだわらず、最も太い4本を骨格とする「4本仕立て」に切り替えて支柱を追加し、それぞれの枝の先で1花1葉の切り戻しを適用してください。