数ある大衆食堂 レトロな名店の中でも、ますや食堂の存在感を決定づけているのが、テーブルに運ばれた瞬間に誰もが息をのむデカ盛り 定食と丼メニューの数々です。壁一面に短冊で掲げられたますや食堂 メニュー表を眺めると、定番の定食類から麺類、丼ものまで圧巻のラインナップが並んでいます。
なかでも注文率が圧倒的に高い看板メニューがますや食堂 カツ丼です。一般的な飲食店で使用される豚ロース肉が100〜120g程度であるのに対し、同店では目測で200g前後はあろうかという肉厚の豚肉を贅沢に使用。カラリと揚げたてのとんかつを、甘辛く煮詰めた秘伝の出汁と濃厚な溶き卵で手早くまとめ、大盛りご飯の上へと豪快に盛り付けます。出汁を吸った衣の香ばしさと、噛み締めるたびに溢れ出す豚肉の旨味が絶妙に調和し、重量級の見た目とは裏腹に最後の一粒まで箸が止まりません。
もう一つの柱であるますや食堂 ラーメンは、まさに昭和の町中華 人気店の真髄を感じさせる一杯です。豚骨と鶏ガラをじっくり煮込み、香味野菜の甘みを抽出した澄んだ醤油スープに、スープがよく絡む中太の縮れ麺が組み合わされています。奇をてらわない素朴な味わいながら、丁寧な下処理によって雑味は皆無。シンプルだからこそ飽きが来ず、週に何度も通う常連客を生み出す原動力となっています。