この地に立つことができるのは、時代を象徴するほんのひと一握りのトップランナーだけだ。改修前の旧国立競技場時代から続く歴史の中で、ロック界の巨星・矢沢永吉が打ち立てた金字塔は、今なお語り継がれる伝説として燦然と輝いている。
また、歴史を語る上で外せないのが嵐の存在だ。彼らは旧国立競技場で数多くの単独公演を成功させ、改修後の新施設でも無観客配信ライブを実施するなど、この場所の象徴的な存在であり続けた。厳しい使用制限がある中で国立競技場単独ライブ公演を果たすことは、日本の音楽史にその名を刻むことと同義なのである。