プロテスト合格率わずか3%台という狭き門。日本女子プロゴルフ協会の最終関門で、政田は4度涙を呑んだ。「もうゴルフをやめようかと思った」。そう吐露した夜は一度や二度ではない。だが、彼女は下を向かなかった。アマチュア時代の輝かしい実績にすがることを捨て、自らの弱点と徹底的に向き合い続けた。
転機となったのは、BS番組『ゴルフサバイバル』などの実践舞台だった。1打のミスが命取りとなる極限のプレッシャー下で、彼女は勝負勘とメンタルのコントロール術を泥臭く吸収していく。逃げ場のない戦場で鍛え抜かれた勝負強さが、5度目の挑戦でのプロテスト合格、そしてその後の大躍進を支える強固な土台となった。