バドミントンのバックハンドが飛ばない理由とは?奥まで届く打ち方と極意

バドミントンのバックハンドが飛ばない理由とは?奥まで届く打ち方と極意

バドミントンのバックハンドが飛ばない理由とは?奥まで届く打ち方と極意とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

バックハンドを極める上で不可欠な基礎が、グリップの親指の使い方です。いわゆる「サムアップ(Thumb Up)」は、グリップの八角形のうち広い平面、あるいは斜めの稜線に親指の腹を当てて支える技術を指します。ただし、最初から親指をガチガチに押し付けた状態で構えると、手首の可動域がロックされてラケットがしなりません。インパクトの直前までは人差し指と親指でラケットを軽く挟むように保持し、打撃の瞬間に親指で押し込む感覚が鉄則です。

そして、最も重要な推進力の源泉が前腕の回外(かいがい)運動です。回外運動とは、ドアノブを外側に回すように前腕を外側へ回転させる骨格の動きを指します。手首そのものを無理に曲げる(スナップを利かせる)のではなく、肘から先の回外運動とインパクト瞬間のフィンガーグリップ(指の握り込み)が連動することで、わずか数十センチの振り幅で時速150km以上の打球を生み出すエネルギーが生まれます。

肘の使い方にも明確な基準が存在します。肘を高く掲げすぎて肩が上がってしまうと、背中側の筋肉が硬直して回外運動がブロックされます。肘はリラックスした状態で胸の高さよりやや下に構え、テイクバックでは肘を先行させて引き、打撃直前に肘をピタッと止めることで、ラケットヘッドがムチのように加速する「二重振り子構造」を作り出すのが理想です。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。