2010年代以降の展開において、シリーズはアッシュのコミカル路線から、再び「純度の高い恐怖」へと舵を切りました。この転換に対する映画ファンの反応は極めて熱狂的です。
2013年のリメイク版(フェデ・アルバレス監督)は、オリジナル版のプロットを忠実になぞりながらも、主人公ミアのトラウマと依存症克服という人間ドラマを注入。クライマックスに降り注ぐ「血の雨」を含め、CGに頼らず約7万ガロン(約26万リットル)の本物の血糊を使用した生々しい映像表現は、「近年のリメイクホラーで最高峰の完成度」と世界的な称賛を集めました。
さらに2023年の『死霊のはらわた ライジング』は、米大手批評サイトRotten Tomatoesにおいて批評家スコア84%の高評価を記録。ネット上の口コミ・レビューでも以下のような熱い声が目立ちます。
- 「山小屋から都会のアパートに舞台が変わったのに、息が詰まるような閉塞感と死霊の凶暴さは完全に『はらわた』そのものだった」
- 「母親が悪霊に乗っ取られ、我が子を惨殺しようとする心理的エグさが凄まじい。チーズおろし器のシーンは劇場で悲鳴が上がっていた」
- 「CG全盛の時代に、実物大の特殊効果と物理的な痛覚描写にこだわり抜いている職人魂に感動する」
恐怖描写の容赦なさを現代の洗練された撮影技術でアップデートしたことが、古参ファンと新規ファンの双方を納得させる結果につながっています。