議員活動における初期の金字塔と言えるのが、1998年の「NPO法案(特定非営利活動促進法)」の成立である。当時、ボランティア団体や民間の営利を目的としない活動は、法的な位置づけがあいまいで活動資金の確保や社会的な信用構築に大きなハードルが存在していた。
彼女は与野党の垣根を越えて粘り強く汗をかき、法整備を牽引した。この法案の誕生によって、日本の政治・行政と民間市民社会の関係性はガラリと変わり、多様な社会課題解決の担い手が全国に広がる契機となった。単なる批判者にとどまらず、制度そのものを設計して社会の仕組みを書き換える実務能力を示した象徴的な出来事である。