柱だけの1階が街を変える?ピロティの耐震性と土地活用のリアル

柱だけの1階が街を変える?ピロティの耐震性と土地活用のリアル

柱だけの1階が街を変える?ピロティの耐震性と土地活用のリアルの重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

1920年代、建築の概念を根底から覆した巨匠ル・コルビュジエ。彼が提示した革新的な理論こそが「近代建築の五つの要点」だ。その第一に掲げられたのがピロティであった。湿気や地表の混雑から居住空間を上空へ解放し、地上を人々が自由に行き交う広場に変える――この思想はモダニズム建築のシンボルとなり、世界中の都市計画に劇的な影響を与えた。

彼の代表作であるパリ郊外の「サヴォア邸」は、白い箱型の建物が細い支柱によって宙に浮いているかのような洗練された造形美を誇る。日本国内でも、上野に位置する「国立西洋美術館」本館でその美学を体感できる。重厚な外壁を持ちながら、1階足元が軽やかに抜けた空間設計は、半世紀以上が経過した今も訪れる者を魅了し続けている。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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