ドット絵作成に難しい知識は要らない。まずはキャンバスサイズの設定から始めよう。初心者は「16×16」または「32×32」ピクセルからスタートするのが最もおすすめだ。キャンバスが大きすぎるとピクセルの配置に迷いが生じるが、小さな領域なら数分の試行錯誤で全体像がつかめる。
次に、輪郭線(アウトライン)を描き、基本となるベースカラーを塗り潰す。ここでのコツは色数を極力絞ること。3色から5色程度に抑えることで、一気に統一感のあるレトロな雰囲気が生まれる。最後に、光が当たる部分にハイライトを入れ、影になる部分に暗い色を一段階置くだけだ。
たったこれだけの3ステップで、生命感あふれるグラフィックが完成する。アイコン作成であれば、背景を透過エクスポートして完了だ。失敗を恐れずピクセルを打ち直せるのがデジタルの強み。試行錯誤そのものを楽しむ姿勢こそが、上達への最短ルートと言える。