Q1:カタツムリに噛まれて血が出ることは絶対にありませんか?
A1:一般的な小型・中型のカタツムリでは、人間の皮膚の角質層を削り破って出血させることはまずありません。ただし、皮膚が極めて薄い乳幼児や、長時間同じ場所を削られ続けた場合、あるいはアフリカマイマイのような超大型種の場合には、表皮が赤く擦りむける程度の微小な傷が生じる可能性は排除できません。
Q2:カタツムリの歯は肉眼で見ることができますか?
A2:歯の1本1本は数十マイクロメートル程度しかないため、肉眼で個々の歯を識別することは不可能です。ただし、透明なガラス面やアクリル板にカタツムリを這わせ、裏側から餌を食べる様子を観察すると、白っぽく半透明な「歯舌」が規則正しく前後に動いている器官全体の動きなら肉眼でも十分に確認できます。
Q3:カタツムリがコンクリートを食べるのはお腹が空いているからですか?
A3:飢えを満たすためではなく、殻の主成分であるカルシウムを補給するためです。カタツムリは成長とともに殻を大きくし、傷ついた殻を修復するために炭酸カルシウムを必要とします。自然下では石灰岩や鳥の卵の殻などを削りますが、都市部ではコンクリートやブロック塀が格好のカルシウム補給スポットとなっています。
Q4:誤って素手でカタツムリを触ってしまったらどう対処すべきですか?
A4:慌てる必要はありませんが、絶対に目・鼻・口などの粘膜を手で触らず、直ちに薬用石鹸と流水を用いて指先、爪の間、手首まで念入りに洗浄してください。アルコール消毒のみでは粘液ごと寄生虫を完全に除去できない場合があるため、「物理的な流水による洗い流し」が最も有効かつ重要です。