Q1:桜良が遺した手紙(遺書)と共病文庫には何が書かれていたのですか?
A1:共病文庫には、家族や親友にも隠していた病気への本音や死への恐怖、「僕」と過ごした時間への感謝が詳細に記されていました。また、別紙の遺書では、親友の恭子に対して「僕」と友達になってほしいという願いが託されており、「僕」に対しては「君の膵臓をたべたい」という言葉を通じて、お互いが唯一無二の存在であったことが告白されています。
Q2:なぜ桜良は病死ではなく、通り魔に刺されて命を落としたのですか?
A2:原作者の住野よる氏が「誰にとっても明日の命は当たり前のものではない」という現実を描くためです。病気による余命があってもなくても、人間はいつ理不尽な死に直面するか分かりません。「一日一日の価値は等しい」「すべての行動は自分が選んできたもの」という作品の根底にあるメッセージを強調するための必然的な結末です。
Q3:実写映画の「12年後」の設定は原作小説にも登場するのですか?
A3:原作小説には12年後の描写はありません。原作は桜良の死から数年後、高校生から少し成長した「僕」が恭子と友人関係を築き始める場面で幕を閉じます。実写映画における12年後の教師となった「僕」(小栗旬)や大人になった恭子(北川景子)のエピソードは、映画版独自のオリジナル構成です。