この事件が単なる失言にとどまらず、長期間にわたって検証された最大の理由は、「なぜ公の場でこのような攻撃的な言葉を発信したのか」という動機の不可解さにありました。
当初、ネット上では9割以上のユーザーが「普段から特定人物の悪口を書き込むための裏アカウントを運用しており、アカウントの切り替えをミスした誤爆である」と推測していました。しかし、本人の釈明によって浮上したのが、Aマッソ加納 トンツカタン森本 旅行の最中に起きた出来事という事実でした。
当時、フワちゃんは親交の深いお笑いコンビ・Aマッソの加納、トンツカタンの森本晋太郎らとともに、プライベートでクロアチア旅行に訪れていました。異国の開放的な空気の中で行われていたとされる「ノリの悪ふざけ」が、やす子のポストを発見したことでエスカレートし、取り返しのつかない送信事故へとつながったとされています。
この説明が公表されると、批判の矛先は同行していた加納や森本にも一時的に飛び火しました。「その場にいた仲間は止められなかったのか」「一緒に悪口を楽しんでいたのではないか」という疑惑がネット掲示板やSNS上で噴出したのです。これに対し、同行していた芸人側の所属事務所や関係者は、投稿の作成や送信に直接関与していないことを説明せざるを得ない事態に追い込まれました。
身内の閉じた空間における過激な冗談が、通信インフラのワンタップによって全世界へと開かれてしまう現代のSNS社会。その恐ろしさと、プライベートな悪ノリが引き起こす連座的な被害の典型例として、芸能史に深く刻まれることになりました。