額が広い男性が今後のアプローチを決める際、どのような基準で自身の針路を選択すべきでしょうか。臨床現場や美容の観点から導き出した判断基準を提示します。
【額の広さを個性として武器にできる人の条件】
- 10代・20代前半の過去写真と比較して、生え際のラインや形状に劇的な後退が見られない
- 生え際や頭頂部の髪を引っ張った際、後頭部と同等の太さと弾力(コシ)を感じられる
- 眉毛や目元の印象がはっきりしており、顔全体の清潔感やスキンケアに配慮できている
- 他人の目を気にして隠すことよりも、オープンにして自信を持って振る舞うマインドへ切り替えられる
上記に当てはまる場合、必要なのは育毛クリニックへの駆け込みではなく、信頼できるヘアスタイリストによる骨格補正カットと、毎朝の適切なスタイリング技術の習得です。
【早急に専門クリニックでのケア・受診を検討すべき人の条件】
- 直近1〜2年で左右のソリコミ(M字)が明らかに深く食い込んできている
- 生え際の髪だけが細く短くなり、産毛化してスタイリング剤をつけても立ち上がらない
- シャンプー時や朝の枕元に、短く未成熟な抜け毛が明らかに増加している
- 近親者(父方・母方の祖父や父親)に若年性のAGA発症者が多く存在する
これらに合致する場合、放置すればヘアサイクルが終了して毛根が完全に閉塞してしまうリスクがあります。自己判断で高額な育毛剤を試す前に、日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨度A(強く推奨)とされているフィナステリドやデュタステリドなどの医学的治療について、専門クリニックでマイクロスコープ診断を受けることが賢明な判断となります。