Q1:抜歯矯正をすると必ず顔がやつれたり老けたりしますか?
A1:必ずそうなるわけではありません。骨格や歯槽骨の厚みに対して適切に前歯を後退させた場合、口元が引き締まり若々しく洗練された印象になります。老け感が生じるのは、元々口元の突出が少ない人が過度な抜歯後退を行った場合や、治療中の咀嚼筋の衰え、加齢に伴う皮膚の弾力低下が重なった場合に限られます。
Q2:顎がない(下顎後退)状態は、歯列矯正だけで治りますか?
A2:軽度から中等度の下顎後退であれば、前歯の噛み合わせを整えてオトガイ筋の緊張を解くことで、顎先のラインが綺麗に現れ改善します。ただし、下顎骨自体が解剖学的に著しく小さい「骨格性下顎後退症」の場合は、矯正単独での改善には限界があり、外科矯正(顎矯正手術)やオトガイ形成術の併用が必要となるケースがあります。
Q3:矯正後に「顔が変わらなかった」と後悔しないための事前チェックは?
A3:初診カウンセリング時にセファロレントゲン(頭部X線規格写真)とCTスキャンを撮影し、軟組織の変化予測を含む「3Dデジタルシミュレーション」を提示してくれる矯正専門歯科を選ぶことが不可欠です。「非抜歯で誰でもEラインができる」といった過剰な広告を鵜呑みにせず、リスク説明を丁寧に行う歯科医を選定してください。