ネット上の質問コミュニティや知恵袋などで散見されるのが、近隣の伝統校である埼玉県立川越高等学校(川高・かわこう)との混同です。川越高校は郭町に位置する男子校であり、生徒憲章に基づいて私服通学が認められている進学校です。一方、小仙波町に位置する川越総合高校(川総・かわそう)は男女共学であり、規律ある指定制服の着用が義務付けられています。名称が酷似していることから「私服通学ができるのでは」と勘違いして検索する受検生もいますが、両校の校風や制度は明確に異なります。
また、もうひとつの根強い誤解が「元・農業高校だから制服も作業着っぽかったり野暮ったいのでは?」という先入観です。川総は前身である埼玉県立川越農業高校から改編された歴史を持ち、現在も広大な農場や最新の食品加工設備を備えています。しかし、総合学科への転換に合わせて刷新された制服は極めて都会的で洗練されたブレザースタイルです。
校内では、座学やHR時には端正なブレザーに身を包み、選択科目のフィールドワーク時にはコンバインの操作や手刈り実習のために機能的な実習作業着へ着替えるという「オンとオフの鮮やかなギャップ」が存在します。実学に真摯に向き合う実習着姿と、放課後の街並みに映えるスマートなブレザー姿のコントラストこそが、川総生が誇る唯一無二のアイデンティティとなっています。