インドネシアは人口の過半数をZ世代とミレニアル世代が占める、圧倒的に若い国だ。彼らにとって、家電を選ぶ最大の基準は「スマートフォンやスマートスピーカーとシームレスにつながるかどうか」である。音声操作で照明や空調をコントロールし、外出先からペットの様子をカメラで見守る生活スタイルが、首都圏ではすでに当たり前の日常となった。
さらに2026年のトレンドとして見逃せないのが、電力料金の高騰に対応した「AI自動省エネ機能」だ。学習型AIが家族の生活パターンを解析し、無駄な電力消費を極限まで抑える機能が付いたモデルが飛ぶように売れている。環境保護の理念というよりは、合理的でスマートな生活の知恵として自然に受け入れられているのが非常に興味深い。