『ミスター・ブルー・スカイ』が収録された1977年の2枚組アルバム『アウト・オブ・ザ・ブルー』は、ロックとクラシックの融合を極限まで突き詰めたELOの最高到達点と評されています。ビートルズ直系のキャッチーなメロディラインと、壮大なストリングス、分厚いコーラスワークの組み合わせは、後世のパワーポップやインディーロック勢に絶大な影響を与えました。
その完成度の高さから、数多くの有名アーティストがカバーを試みています。アメリカのオルタナティブ・ロックバンドWeezer(ウィーザー)が2019年のカバーアルバム『Teal Album』で披露したバージョンは、原曲の分厚いオーケストレーションを歪んだギターリフへと見事に翻訳し、ロックファンから絶賛を浴びました。
その他にも、ジャズやアコースティック、エレクトロニックなど、ジャンルを問わず多彩なリアレンジが存在すること自体が、この曲のメロディとコード進行が持つ普遍的な強度の高さを証明しています。