かゆみのない発疹写真で見分ける原因|梅毒・薬疹・紫斑病の受診目安

かゆみのない発疹写真で見分ける原因|梅毒・薬疹・紫斑病の受診目安

かゆみのない発疹写真で見分ける原因|梅毒・薬疹・紫斑病の受診目安の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

比較的若年層や小児に多く、見た目の派手さに反して自然治癒が見込める疾患も存在します。その代表例がジベルばら色粃糠疹(画像で確認される典型例)です。

ジベルばら色粃糠疹では、まず胴体や太ももなどに2〜5cmほどのやや大きめな楕円形の斑点(初発疹/ヘラルドパッチ)が1個出現します。その1〜2週間後、周囲に少し小さめの淡紅色斑が体幹の皮膚のシワ(皮膚割線)に沿ってクリスマスツリーのように整然と配列するのが特徴です。細かい粉(鱗屑)をふくことがありますが、かゆみは軽微か全くない場合が多く、通常は1〜2か月ほどで痕を残さず自然消退します。

また、突発性発疹やパルボウイルス感染症(リンゴ病)に代表されるウイルス性発疹症や、子どもの発疹でかゆみなしの症例では、ウイルス感染に対する免疫反応として皮膚症状が現れます。高熱が下がったタイミングで全身に細かい赤みが出現するケースが多く、患児本人は機嫌良く過ごしていることも少なくありません。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。