短尾の猫は雑種だけでなく、正式に認められた純血種としても確立されています。代表的な4品種の特徴を比較します。
1. ジャパニーズボブテイル
日本猫をルーツに持ち、アメリカで品種改良された歴史ある猫種です。長さ約5〜8cmほどのポンポンのような尾(ポンポンテイル)を持ち、個体ごとに巻き方や骨の並びが異なります。三毛猫(キャリコ)のカラーリングが有名で、非常に賢く快活な気質を持っています。
2. マンクス(Manx)
イギリスのマン島原産で、完全に尾がない「ランピー」から、わずかな突起がある「スタンピー」まで存在します。丸みのあるボディと、ウサギのように跳ねる歩容(マンクス・ホップ)が特徴です。
3. アメリカンボブテイル
野性味あふれる外見と、筋肉質でがっしりとした骨格を持つ大型種です。通常の猫の3分の1から半分の長さの柔軟な尻尾を持ち、穏やかで忠誠心の強い性格から「猫界のゴールデンレトリバー」と称されることもあります。
4. クリリアンボブテイル
千島列島(クリール諸島)原産の自然発生種です。厳しい寒さに耐える厚い被毛と、菊の花のように丸まった短い尻尾が魅力です。狩猟能力が高く、水や雪を恐れないタフさを兼ね備えています。