アルミ缶の値段は今いくら?1Kg相場と1個の換算額・高く売る全知識とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
空き缶を分別する際、最も注意しなければならないのが「アルミ缶」と「スチール缶(鉄)」の違いです。見た目は似ていても、スクラップ市場における金銭的価値には約10倍から15倍もの圧倒的な開きが存在します。
スクラップ業者が提示する実際の取引基準を基に、両者のスペックと換金価値を比較表にまとめました。
比較項目アルミ缶(アルミニウム)スチール缶(鉄・ブリキ)編集部の見解・評価1kgあたりの買取相場約180円 〜 240円約15円 〜 25円アルミ缶の価値が圧倒的。スチール缶単体での個人換金は割に合わない。缶1個あたりの換算額約2.7円 〜 4.8円約0.4円 〜 0.8円スチール缶は重量(約30g〜40g)があるものの単価が極めて低い。主な用途・飲料の種類ビール、酎ハイ、炭酸飲料、エナジードリンクなど缶コーヒー、お茶、果汁飲料、缶詰など炭酸の圧力に耐える容器はアルミ、加温や密閉強度重視はスチールが多い。判別方法「アルミ」マーク表記、磁石がつかない、手で容易に凹む「スチール」マーク表記、磁石が強くくっつく、硬い強力マグネットをかざせば一瞬で選別可能。混ざると減額対象になる。リサイクルのエネルギー削減率新地金製造比で約97%削減鉄鉱石からの製鉄比で約75%削減アルミは省エネ効果が突出しており、メーカーの買い取り意欲が極めて強い。
現場取材において、スクラップ業者の計量担当者は次のように証言しています。「アルミ缶の中にスチール缶が何本か混ざっているだけで、アルミとしての検収ができず、全体の買取単価をスチール基準まで下げざるを得ないケースがある。分別されているかどうかで手取り額が大きく変わる」とのことです。換金を狙う際は、磁石を用いて事前に完璧な仕分けを行っておくことが鉄則です。