学生向けのポップな診断とは一線を画し、近年20代後半から40代の社会層で密かに支持を集めているのが、面白い心理テスト大人向けのコンテンツです。仕事での責任や複雑な人間関係、将来への焦燥感を抱える大人たちにとって、表層的な性格分類だけでは物足りません。求めているのは、普段は理性の仮面で覆い隠している「執着心」「権力欲」「無意識の逃避願望」といった、生々しい本音へのアプローチです。
特に反響が大きいのが、恋愛心理テスト面白いと銘打たれた愛着スタイルや依存度の診断です。心理学における愛着理論(アタッチメント理論)を応用し、相手への連絡頻度や別れ際の態度に関する設問を通じて、自身が「不安型」「回避型」「安定型」のどれに該当するかを浮き彫りにします。取材に応じた恋愛カウンセラーは、次のように現場の実態を明かします。
「大人の相談者の多くは、『なぜか毎回同じパターンの恋愛で自滅してしまう』という悩みを抱えています。心理テストという客観的な鏡を通すことで、自分がパートナーに対して親代わりの無償の愛を要求していたり、相手をコントロールしようとしていた事実に初めて直面するケースが非常に多いのです」
家庭内での過干渉や過去の親子関係に起因する心理的トラウマ、いわゆる「毒親」的な支配関係や「母娘の共依存」から抜け出せない大人が、診断テストの鋭い問いかけによって自己の歪みにハッと気付かされる。エンターテインメントの皮を被った本格的な心理アプローチが、大人たちの琴線に触れています。