ネット上で囁かれる「高市早苗の美容整形疑惑」について、結論から言えば、いわゆるメスを入れる輪郭形成や大掛かりな審美美容整形を行っている決定的な事実は存在しません。にもかかわらず、なぜこれほどまでに「顔が変わった」と騒がれるのか。その背景には、4つの明確な要因が複合的に絡み合っています。
第1の要因は、トレードマークとも言える「眉毛の形状と質感」です。テレビ画面を通しても一目で分かるくっきりとした平行眉は、自毛ではなく医療用のアートメイク(タトゥー)によるものです。自眉の毛流れとは異なる均一な濃淡が、視聴者に「顔立ちそのものが不自然に変化した」という強い違和感を与えました。
第2の要因は、目元の印象変化です。若い頃のすっきりとした涼しげな目元から、近年はパッチリとした幅広の二重まぶたへと変化しています。これには後述する加齢性眼瞼下垂への機能的アプローチや、入念なアイプチ・アイラインによる補正が作用しています。
そして第3、第4の要因が、「持病に伴う体調不良と投薬治療の影響」、および「ウィッグ(かつら)の着用」です。高市氏は過去の雑誌手記や特番インタビューにおいて、自身の体調問題やそれに伴う外見のケアについて率直に言及してきました。単なる美の追求ではなく、「公職者として公の場に立ち続けるための身だしなみと体調管理の帰結」が、ネット上で美容整形疑惑として独り歩きしたのが実態です。