TikTokやInstagramで瞬く間にスターダムへと駆け上がった「むめい」。その天真爛漫なキャラクターと圧倒的なビジュアルは、多くの若者を魅了した。しかし、光が強ければ影もまた濃くなる。ネット検索のアルゴリズムは、ユーザーの「覗き見根性」を敏感に察知し、関連ワードとしてネガティブな検索語句を上位に表示しがちだ。本人の意図とは全く無関係に、記号化された名前が消費されていく現実がここにある。
こうした検索ワードの自動生成機能は、時に個人の尊厳を深く傷つける。一度アルゴリズムに登録されてしまえば、検索エンジンを利用する無数の人々の目に触れ続けることになり、事実無根のイメージが固定化してしまう危険性を孕んでいる。