スレッドとは?Cpuの仕組みとSns・メールでの違いを完全解説

スレッドとは?Cpuの仕組みとSns・メールでの違いを完全解説

スレッドとは?Cpuの仕組みとSns・メールでの違いを完全解説の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

自作PCの構築やBTOパソコンの購入時によく見られる誤解が、「CPUのスレッド数が2倍になれば、パソコンの処理速度も2倍になる」という思い込みです。

実際には、ハードウェアの性能向上には限界があります。ハイパースレッディングによる「1コア2スレッド化」で得られる実質的なパフォーマンス向上幅は、一般的なアプリケーションでおおむね20%〜30%程度にとどまります。物理コアそのものが2倍になるわけではなく、あくまで「コア内部の演算器の空き時間を効率よく埋める」仕組みに過ぎないためです。

さらに決定的な要因となるのが、ソフトウェア側の「マルチスレッド対応度」です。並列化できない処理(直前の計算結果を使わなければ次に進めない処理)が含まれるプログラムでは、いくらスレッド数を増やしても全体の処理速度は頭打ちになります。これは計算機科学において「アムダールの法則」として知られる基本原理です。3Dゲームのフレームレート維持やOfficeソフトの単体操作においては、多スレッド性能よりも「1コアあたりの動作クロック(シングルスレッド性能)」の高さが快適さを左右する場面が多々あります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。