赤白緑の国旗はどこ?イタリアやメキシコの見分け方と歴史を徹底解説

赤白緑の国旗はどこ?イタリアやメキシコの見分け方と歴史を徹底解説

赤白緑の国旗はどこ?イタリアやメキシコの見分け方と歴史を徹底解説の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

赤・白・緑の縦縞国旗と聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのが、イタリア国旗とメキシコ国旗です。左から「緑・白・赤」が等幅で並ぶ基本構造は共通していますが、両者には明確かつ決定的な相違点が3つ存在します。

最大の違いは、中央の白色部分に配置された国家の紋章(国章)の有無です。メキシコ国旗の中央には、サボテンの上に立ち、ヘビをくわえた鋭い眼光のワシが描かれています。これはアステカ神話において「湖の小島にあるサボテンにヘビをくわえたワシが留まる地に都を築け」という神託に基づき、かつてのテノチティトラン(現在のメキシコシティ)が建設された伝説に由来しています。対するイタリア国旗の中央には、軍艦旗や商船旗などを除き、原則として国章は描かれません。

2つ目の違いは旗の縦横比(アスペクト比)です。イタリア国旗が国際標準で一般的な2:3を採用しているのに対し、メキシコ国旗は横長の4:7という極めて珍しい比率を採用しています。横幅が広いため、風になびいた際の広がり方やシルエットの印象は大きく異なります。

さらに3つ目の違いとして、公式に定められたカラーコードの深さが挙げられます。イタリア政府が定めている公式カラー規格(フェルン・グリーン/ブライト・ホワイト/フレイム・スカーレット)の緑は、青みがかった爽やかな草色です。一方のメキシコ国旗の緑は、熱帯雨林や肥沃な大地を象徴する深いフォレストグリーンが指定されており、肉眼で横に並べるとメキシコの方が明らかに濃く落ち着いた色調であることが分かります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。